やまびこ会について
理事長ごあいさつ理事長 中田 耕次
日本では、公助ではなく、自助、共助が強調される昨今の風潮ですが、世界の大きな潮流は真逆です。その象徴が、2014年に日本政府も批准した障害者権利条約です。この条約は「私たちの事を私たち抜きで決めないで(Nothing About us without us)」を合言葉に世界中の障がい当事者が参加して作成され、2006 年に国連で採択をされました。障がいのある人が障がいのない人と同じように、地域でどこで誰と住むか選択でき、建物や交通機関を利用でき、情報が保証されることや、障がいのない人と共に学ぶインクルーシブ教育を受ける権利などを定め、障がいのある人が障がいのない人と同じように生活することができるようになる事を目的に作られました。成人期障がい者の発達と健康の保障、障がいのある人が労働を通して社会に参加して、地域での豊かな暮らしを築く権利の保障は、Doやまびこの「地域で働き、地域で暮らす」という理念にも反映されています。
Doやまびこは、障がいのある子の家族が中心になって2006年に設立されました。幸い、多くの方々のご支援で、事業展開もすすんできています。これからも理念を大切に、利用者様の期待に応える運営に励んでいく所存です。
やまびこ会の理念
『地域で働き、地域で暮らす』
利用者の個性に応じ、社会自立を促進する
個々の人格を尊重し、挑戦する人への適切な支援をする
心身の健康増進と明るく感受性豊かな人材を育成する
共生共存社会の実現に努める
人は働くことで、人に“”誉められ““役に立ち”“必要”とされ、生きる喜びを感じることができます。働くということは所得補償だけでなく、幸福感を得ることのできる重要な役割だと私たちは考えています。
“住み慣れた地域の中で、当たり前に暮らしたい!”誰もが感じることではないでしょうか。地域生活は、たくさんの選択肢があります。
“お家で暮らしたい!” “一人暮らしがしたい!” “シェアハウスが羨ましい!” “グループホームでみんなと過ごしたい!”
そんな想いが叶えられる様、多様なサービスを考えています。
沿 革
平成 7(1995)年 | 高松やまびこ週例会 発足 |
平成 8(1996)年 | 無認可小規模作業所Doやまびこ 開所 |
平成10(1998)年 | 現在の場所(田村事業所)へ、作業所を 移設 |
平成17(2005)年 | 社会福祉法人田村やまびこ会 法人認可 |
平成18(2006)年 | 知的障害者通所授産施設Doやまびこ 開所 グループホームそら 開所 共同生活援助事業、短期入所事業 開始 |
平成20(2008)年 | 新体系移行 就労移行支援事業・生活介護所事業に 移行 |
平成22(2010)年 | 就労継続支援B型事業 開始 |
平成25(2012)年 | 法人名を 社会福祉法人やまびこ会へ 変更 事業所名を Doやまびこ田村事業所へ 変更 就労移行支援事業 廃止 就労継続支援B型事業・生活介護事業に 変更Doやまびこ西ハゼ事業所 開所 就労継続支援A型事業 開始 |
令和 元(2019)年 | Doやまびこ鹿角事業所 開所 生活介護事業所(出張所)・共同生活援助事業(そら2号館) グループホームそらを Doやまびこ東ハゼ事業所に 変更 短期入所事業を、東ハゼ事業所から鹿角事業所へ 移行 |
会計報告
以下のPDFファイルからご参照ください。
リクルート情報
以下のPDFファイルからご参照ください。